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コラム 2019年12月13日

イワナの魅力と不思議な生態について

渓流釣りの代表格であり、食用としても人気が高いイワナ。

渓流魚の魅力は、身の美味しさだけでなく不思議な生態もそのひとつになっています。

イワナは白山以外でも日本全国各地で、さらには世界でも多く存在しています。

いずれの場所でも、地元の人々に愛され親しまれてきました。そんな中、人々が驚く生態が歴史と共に紐解かれてきています。

今回は少し不思議で、とても魅力的なイワナについてお話しします。

イワナの不思議にせまる

イワナはサケ目サケ科イワナ属の魚です。主に上流域に生息し、「渓流の王者」と表現されるほど雄大な魚とされています。体に白斑があり、背中は褐色で腹部が少し黄色いのが特徴です。

身は淡白で上品。癖がなく旨味がつまっているため、グルメな人が好む川魚です。そんなイワナの不思議を見ていきましょう。

不思議<1>なんでも食べる?

イワナが「渓流の王者」と呼ばれる所以は、獰猛な性格にもあります。「渓流を流れるものならなんでも食べる」と言われるほど、食に対してアグレッシブな魚。時にはネズミやサンショウウオを食べたとされる例もあります。

嵐が来る前には川底の砂を食べ、自らの体を重くして激流にじっと耐える、という話しもあります。(※1)このようなことから「悪食」と揶揄されることもありますが、言い換えれば生命力が強いということ。自らが生きるための手段だと考えたら、その強さに感服すらします。

☑参考

※1「イワナと人の自然誌」あきた森づくり活動サポートセンター
http://www.forest-akita.jp/data/iwana/iwana-02.html

不思議<2>イワナは歩く?

「イワナが歩く」という話があります。魚が歩くとは、どういうことなのでしょうか?

通常、魚は水が無い場所では身動きがとれなくなります。しかしイワナは元々水が少ない上流域で暮らしていたことから、水のある場所まで身体をくねらせて移動することができるそうです。その姿が「まるで歩いているようだ」と言われています。

胸ヒレが大きいことも、陸上で体を支えられる理由のひとつでしょう。(※2)

イワナを釣った際には、水辺近くに置いておかない方が良いかもしれませんね。

☑参考

※2「仰天映像!歩くイワナ」知識の宝庫!目がテン!ライブラリー
http://www.ntv.co.jp/megaten/archive/library/date/05/07/0710.html

不思議<3>イワナは臆病?

イワナは獰猛さが目立つのに対し、実は臆病な一面もあることで知られています。一度人影を見ると、岩陰からなかなか出てこないようです。

イワナは水面に落ちてくる虫を食べたり、水上から襲ってくる鳥を警戒したりすることから目が上向きについていると言われています。視野が広いため、人影に気づきやすいのでしょう。(※2)

不思議<4> イワナのイクラは赤色ではない

イクラと聞くと赤く光ったものを想像する方が多いと思います。しかし、イワナのイクラは赤くないのです。

サケは海でも生活するため、その際にオキアミやカニなどの甲殻類から出る赤い色素を取り込みます。それがサケの卵を赤くする理由です。

日本のイワナはほとんどが淡水で一生を過ごすため、赤い色素を体内に入れることがありません。そのため、イワナのイクラは卵本来の色である黄金色になります。(※3)

その味はサケのイクラにもまったく引けをとらないほど。くさみがなく、プチっと美味しさがはじけ飛びます。

岩魚の輝いくら

ごはんにかけてもお酒のおつまみにしても楽しめる一品です。

☑参考

※3「近畿大学が開発中の「黄色いイクラ」…なぜ黄色くなる?味は?」FNN PRIME
https://www.fnn.jp/posts/00049217HDK/201912021210_FNNjpeditorsroom_HDK

今回はイワナの魅力と不思議な生態についてご紹介しました。

不思議な生態に思いを馳せながら、当場のイワナも楽しんでみてくださいね!

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