
会うたびに成長し、驚きと可愛さを見せてくれる孫という存在。近くに住んでいる方も、なかなか会えない距離にいる方もいるでしょう。
どのような頻度で会っていたとしても、「孫に会いたい」と思う気持ちは祖父母の愛情ならではですよね。孫に喜んでもらいたくて家で美味しいごはんをつくる、という方もいるのではないでしょうか?
孫に会うために「食」をきっかけにする人が過半数
りそな銀行の調査によると、「孫に会うために何らかの工夫やきっかけづくりをしている」と回答したシニアは75.8%にものぼることがわかりました。(※1)

きっかけの内容として一番多かった回答が「孫とお出かけ(イベントやテーマパークなど)」
と、同数1位で「外食に行く」だったのです。続く3位は「季節のイベント(子供の日や敬老の日など)を一緒に祝う」、4位「一緒に楽しめる商品(おもちゃや食品など)を購入する」、5位「家族の誕生日を一緒に祝う」となっています。(※1)
これらを見ると、1位の「外食に行く」だけでなく、季節のイベントや誕生日のお祝いは食事を伴うが多いため、「食」に関することがかなりの割合で影響している言ってもよいでしょう
お孫様と食事を共にし、同じ空間で同じ時間を共有することは、心も体も豊かにするのではなないでしょうか。
☑参考
※1 「【調査リリース】シニアに聞いた「祖父母と孫の関係」に関する調査」PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000051631.html
川魚料理がお孫様と食べるのにぴったりな理由
川魚(渓流)料理は、お孫様に会うきっかけの「食」としてうってつけの料理です。渓流料理がなぜお孫様と食べるのに最適なのか、そのメリットを紹介します。
孫の想い出に強く残る
昔、川魚料理は当たり前に食べられていましたが、食の多様化により最近では食べる機会がめっきり減りました。「川魚を食べる頻度は半年~数年に1回程度」と回答した人が76%もいることが当ブログ調べで分かっています。(※2)

特に幼い子どもであれば「川魚は食べたことが無い」という子もいるかもしれません。滅多に食べることがない渓流魚の味は、子どもにしたら新鮮であり、その想い出は深く刻まれることでしょう。
☑参考
また食べたい!と思ってもらえる
今まで食べたことのない美味しい渓流料理の味は、大人でも子どもでも脳や舌に記憶されます。
「おじいちゃん、またあのイワナ食べたい!」「おばあちゃん、イワナもうないの?」こんな感じで、
祖父母の家に行けばまた“アレ”が食べられるという期待感は、会いたいという気持ちに直結します。

孫の成長をサポートできる
渓流魚は栄養豊富な食材のひとつです。子どもの成長期に重要なタンパク質もたっぷりと含まれています。
イワナのタンパク質は20.3g(100g当たり)、ニジマスのタンパク質は19.7g(100g当たり)となっています。これは豚ロースや納豆に引けをとらないほどの数値です。(※3)栄養を補うことができる料理は、お孫様の両親にも喜ばれることでしょう。
☑参考
昔話から会話が弾む

祖父母が幼いころに食べていた川魚の味から、昔の記憶が思い起こされることでしょう。
「子供の頃、家の近くの川で釣りをしていて…」「昔は川魚をこんな風に調理して…」など、お孫様との会話が弾むと思います。
お孫様も祖父母の小さい頃のおもしろ話を聞くのは楽しいもの。コミュニケーションを深めるきっかけになることでしょう。
自然のめぐみの大切さを伝えることができる
戦争を経験した祖父母世代は少なくなってきました。しかしながら、自身の父母などから戦時中や戦後の混沌とした状況を聞いてきた方は多いと思います。

食べ物の大切さ、自然のめぐみの偉大さは苦労した人が一番知っているものです。飽食の時代に生まれた今の子どもたちは「食べ物がない」ことをリアルに感じにくい世代です。
ぜひ、渓流魚を通して魚一尾の大切さを伝えてみてください。渓流釣りに一緒に行き、食べ物を得ることの難しさや命の尊さを実感することも良いかもしれませんね。
渓流料理と祖父母様の歓迎の気持ちで、食卓が一層盛り上がることでしょう。
当場のイワナ製品はこちらから↓
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